■ 実施日 : 1月11日(日)
■ コース 宍喰(道の駅)〜室戸岬(海の家)〜甲浦
■ 天気 晴れ
この日最も早く始動したのは鳴門先生をはじめとする自走組7名と単独自走のコンさんとむくもとさん。暗いうちからの出走となりました。 早朝の冷え込みは厳しく、コンビニで休憩の間のわずかな時間にボトルの水に氷が張ったそうです。宍喰までの道中、場所によって気温は違うのですが、日和佐と牟岐の間の小さな峠に設置された気温計は−3℃を表示していました。
全員が宍喰道の駅に揃う頃にはすっかり陽も昇り、気温は5℃を上回っていました。参加者は総勢20名。スタート前の希望コース確認では全員ロングコース。今回はショートコース参加者ゼロとなりました。
宍喰道の駅をスタートしたのは午前9時50分頃。少しスタートが遅くなってしまったため、クルマ組は先回りして甲浦へ駐車してからのスタートとなりました。 午前10時野根を通過。室戸TTのスタート地点を過ぎると太平洋が真横に迫るシーサイドコースになります。 荒々しいゴロタ石の海岸が連続する景観を殺風景と表現する人もいますが、冬に暖かな陽射をいっぱい浴びて走ることができるこのコースは四国東部のルータ・デル・ソルと呼びたくなります。
ルータ・デル・ソルという言葉はスペイン・アンダルシア地方に同名のプロ・ロードレースがあるので、レース好きの人は聞いたことがあるのではないでしょうか。 デル・ソルというのはスペイン語で「太陽の〜」という意味で、ルータ・デル・ソルは「太陽の道」ということです。 この日も風が穏やかな晴天に恵まれ、ルータ・デル・ソルあるいはコスタ・デル・ソル(太陽の海岸)と呼びたくなるサイクリングコースでした。
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午前10時過ぎ、野根通過 | 太平洋が真横に | 晴天で風、波ともに穏やか(拡大) |
20名がひとつの集団では大きすぎるので、2グループに分かれて走行。風は弱いながらも向い風で、速度は30km以下で進んでいきました。 午前10時50分頃、佐喜浜通過。海岸沿いの道になってからは、岩の上から釣りをする人をたくさん見かけました。中にはゴムボートで沖の小さな磯に上がっている人もいます。 今日は波も穏やかで、海に向って釣り糸を垂れるのも気持ち良さそうでした。
途中、 チューブラータイヤでパンクを心配していたk-mori氏がなんと本当にパンク。
しかし、それ以外は特にアクシデントもなく、午前11時、鹿岡の夫婦岩到着。
今年も例年どおりここで休憩となりました。気温は10℃にも満たないと思いますが、自転車を降りても陽射を浴びていると暖かく感じました。
パンクでサポートカーに乗っていたk-mori氏もここでパンク修理。
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午前11時前、佐喜浜通過 | 前方に夫婦岩が見えてくる | 夫婦岩にて(拡大) |
夫婦岩から室戸岬までは残り10kmほど。椎名、三津と通過し、高岡漁港を過ぎたら、白い弘法大師像が見えてきます。 その前は室戸TTのゴール地点のホテル明星(あけのほし)。ここでいったん小休し、遅れたメンバーを待ちます。
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午前11時30分頃、椎名通過 | 弘法大師像前のホテル明星で小休 | ビシャゴ岩、間もなく室戸岬先端 |
ホテル明星からは残り4kmほど。ところが、室戸岬を回り岬の西側に出たとたん風が強くなりました。 岬までは風が弱かったのですが、どうやら室戸岬半島の東側は風裏になっていたようでした。穏やかだった海も半島の西側では波立っています。 一昨年のような大荒れの様相ではありませんが、風が吹きつける分、体感的には寒く感じます。
12時過ぎ、室戸岬漁港内の海の家到着。今年もここで昼食となりました。自走組はスタート前にコンビニで弁当を購入していて、屋外で食べる予定でしたが、おあつらえ向きに新しくバスの待合室ができていたので、風の中での食事は免れることができました。
自走組は時間節約のため一足先にスタート。一方残ったメンバーは食事の後、スタートの前に室戸岬漁港内のドルフィンセンターを覗いてみました。 ただし、このあたりは構内でも風が強くかなり寒かったです。
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室戸岬漁港、海の家で昼食 | 漁港内のドルフィンセンター(拡大) | 帰路、日沖漁港付近 |
午後1時30分、海の家を出発。昨年は再び室戸岬を回って帰りましたが、今年は室戸市内から、三津へショートカットして戻ることに。 室戸から三津までは強い追い風で楽々走行。三津からの国道55号も風が変わっていなかったお陰で、比較的楽に走ることができました。
佐喜浜のコンビニで1回だけ休憩を入れましたが、みんなまだ結構余裕という感じでした。佐喜浜からも追い風に乗って軽いギヤ比でクルクル回してもすぐに36〜7km/hに巡航速度が上がります。
ゴール手前のアップダウンも一気にこなして、甲浦に戻ったの午後3時。
本日のサイクリング終了となりましたが、単独自走だったコンさんは先行する鳴門先生らを追って、ここから再び単独で徳島を目指しました。
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午後3時甲浦着、サイクリング終了 |