夏合宿2011inわじき

Event Report

■実施日:2011年7月30日・31日

■場 所:わじきライン林間キャンプ村


30日(土曜日) Bコースのみ
行程:キャンプ村〜県道19号〜勝浦〜射手座造船所(上勝)〜美杉峠〜国道195号〜キャンプ村
距離:約81km

わじきラインキャンプ場

今年の夏合宿は昨年と同じ、わじきライン林間キャンプ村。
初日のサイクリングコースはABCの3つのコースを予定していました。
しかし、初級のAコース(淡水荘)は希望者がなく、
ロード・トレーニングのCコース(コース限定なし)も出走せず、
結局全員Bコースとなりました。
Bコースはヒルクライムを含んだ中級ツーリングコース。
午前10時50分にキャンプ村を出た後は、国道195号を那賀川下流に向かい、
鷲敷の丹生谷橋から県道19号へ。
大竜寺ロープウェイを通過し、そのまま那賀川沿いを下流へと走ります。
持井まで走ったところで勝浦へ回ると、今度は県道16号で勝浦川上流に向かいます。
坂本では旧道を走り、上勝に入ると日浦ロードオアシスで休憩&食事を済ませ、
傍示トンネルの手前まで戻り、傍示へ。
射手座造船所から大川原の眺め
この道は射手座造船所という船のオブジェに目を奪われがちですが、
展望に恵まれたコースで、
坂道を登るにつれて
大川原高原から中津峰へと伸びる山並みが一望できるようになってきます。
これまではあまり走られることのない道でしたが、
この眺めは一見の価値ありで、
もっと自転車乗りに注目されてもいい道なのにと思ってしまいます。
射手座造船所
射手座造船所からは梅木谷に沿って下ります。
下りきったところは剣山スーパー林道起点の角屋橋から、1.6km上流の地点。
そこからは下流に向かい、最後に美杉峠を越えてキャンプ村へ帰還。
当初のコースよりだいぶ縮小しましたが、
それでもキャンプ場に戻ったのは予定時刻を大幅に上回る午後5時過ぎでした。
午前11時前のスタートでは、あまり欲張ったコースプランは無理なようです。
来年は集合時間も含めて要検討というところでしょうか。




31日(日曜日) 
行程:A・Bコース キャンプ村〜県道35号〜県道308号〜水崎大橋〜桜谷〜キャンプ村
    Cコース キャンプ村〜国道195号〜キャンプ村

二日目は予定通り3コースに分かれてサイクリング開始。
まずはレース志向のCコースから。
コースは国道195号のみ。
ひたすら那賀川沿いに上流を目指し、1時間半で折り返すというもの。
足に覚えのある6名が先陣を切ってスタートしていきました。

続いてA・Bコースがゆっくりとスタート。
両コースとも那賀川上流に向かいますが、
国道195号ではなく、対岸の道を走るのが本日のコースとなっています。
キャンプ場スタート後はまず、阿南丹生谷広域農道から県道35号で川口ダムの下流まで。
この道は練習やツーリングでよく利用しますが、
建設中だった広域農道が昨年末に鷲敷温泉から県道35号までの間で開通し、
キャンプ村から山越えしなくてもすんなりと県道に出られるようになりました。
A・B
午前中は日陰になる部分が多く、国道よりもだいぶ涼しく走れます。
川口ダムの下で橋を渡って、いったん国道に出ますが、
川口ダムの上を渡って再び右岸側へ。
この道は自転車でも普通はあまり通りません。
国道195号からの見慣れた景色とはだいぶ趣が違います。
川口ダム
相生森林美術館、あいあいランドの前を通過し、国道95号へ。
そして900mほど走ると橋を渡って右岸側へ。
これで那賀川を4回渡ったことになります。
あんまり橋を渡る回数が多いので、
どこをどう走っているのかわからなくなってしまいそうですが、
ここからはしばらく右岸側を走っていきます。
まずは小さな登りから。
ここが本日最大の登りになるのですが、
勾配8%で距離は約300mしかありません。
登り坂
クルマの往来は非常に少なく、サイクリング向きの道といえるでしょう。
しかしそれも日野谷橋までで、その先は県道になるのになぜか幅員は狭まり、
両端と中央部に緑色の苔が生えた道になりました。
ここからがほとんど走ることのないマニアな区間になり、
杉林に包まれた道をスリップダウンしないように、慎重に進んでいきました。
途中、虻ヶ渕という大きな渕があり、
この辺まで来ると白濁していた那賀川の流れも済んで青みを帯びてきました。
その先、しばらく幅員の狭いマニアな道が続きます。
苔の道
上流に向かうにつれて、ポタポタ水滴が落ちてきました。
杉林に視界がふさがれているので、空模様もわからないのですが、
いつの間にか雨が降りだしたようです。
そろそろ飽きてきたかなという頃に水崎大橋を渡って対岸へ。
水崎大橋
これでマニアな道ともお別れ。
ここからは桜谷まで走って、ショートコースは195号でキャンプ村へと戻り、
ロングコースは臼ヶ谷の登りへ…と向かうはずでした。
しかし、予想以上に進行速度が遅かったため、
桜谷トンネルで既に正午を過ぎてしまっていました。
これでは峠に向かう時間の余裕はありません。
結局、国道195号で全員キャンプ場に戻るしかありませんでした。
下り基調の帰りはキャンプ場まで1時間もかからないのですが、
県道19号との分岐を過ぎた途端、夕立に見舞われました。
大粒の雨に、あっという間に全身びしょ濡れ。
最初は雨宿りする場所を探していましたが、
すぐにどうでもよくなってしまいました。
やがて目がまともに開けていられないほどのどしゃ降りとなり、
脳内ナビを駆使しないと帰り道を辿れないほどに(というのはちょっと大げさですが…)。
最後に激しい雨に打たれて2日目のサイクリングは終了となりました。
昼食のヤキソバ