メディオフォンド蒜山ステージ

  サイクリング日記

■ 開催日 : 2008年7月21日
■ 開催地 : 岡山県真庭市
■ 主 催 : 岡山県サイクルスポーツ協議会
■ 天 候 : 晴

 岡山県サイクルスポーツ協議会が主催するメディオフォンド蒜山ステージに参 加してきました。蒜山高原を一周するサイクリング大会。全行程50kmで途中2箇所の登り区間が含まれています。閉ざされたサーキットコースでのレースと は異なり、周囲の眺めを楽しみながら各自のペースで各自走ることができる大会。メディオフォンドシリーズは昨年からスタートし今年で2年目を迎えます。

 ミニットマンからは今回初めてこの大会に参加。メンバーはオルベア師とK本さんに、あべを加えた3名。午前5時に徳島市内を出発。高速道路を利用し、蒜 山高原に到着したのは午前7時30分。集合地点の白樺の丘駐車場では既に標高が500mを超えており、下界よりも随分涼しく感じます。

スタート地点 には
100名を超える参加者が集合
第3グルー プ、スタート直後 奥の山は大 山。頂上付近は
少し雲に覆われていました

 この大会の参加者は100名余りで、中国地方を中心に関西や四国から集まっていましたが、遠くは東京からの参加者もあり、ヒルクライ ムイベントの人気の高さを物語っていました。
 スタートは午前9時25分。全体を4グループに分けて30秒ごとの時差スタート。あべが第3グループでオルベア師とK本さんが第4グループでの出走とな りました。スタート直後は約7km先の鏡ヶ成までのヒルクライム区間。平均勾配は5%弱でヒルクライムとしてはかなり緩やか。女性や子どもでも比較的無理 なく走れそうなコースでした。天候はやや曇りがちながら、まずまずの好天。走りながら、参加者の写真を撮らせてもらいましたが、みなさん楽しそうに登って おられました。


勾配は緩やか で、楽しそうに
登っている参加者が多かったです
ヒルクライム をゴールするオルベア師 同じくK本さ ん
ラストスパート!

 ヒルクライムのゴール地点、スキー場のある鏡ヶ成は標高約930m。ここからは後発のオルベア師とK本さんと合流し、3人での走行となりました。ヒルク ライムのあとは倉吉側へ20km超のロングダウンヒル。途中大山の眺めが良好な地点があり、ヒルクライムの時には隠れていた山頂も姿を現していました。ダ ウンヒル後半は直線的な部分が多く、足を止めていてもどんどん加速していきます。気がつけばメーターの表示は70km/hオーバー。足を回してさらに加速 すれば80〜90km/hは簡単に出そう。しかし、クローズドしていない一般道なので。オーバースピードには要注意!実際、ダウンヒル中のパンクなどによ る落車で足に擦過傷を追った人を2人ほど見かけました。うち一人はかなり痛々しかったです。


ヒルクライム のゴール地点、
鏡ヶ成でひと休み
倉吉側への 20kmに及ぶ長い下り 下りの途中か ら見た大山
山頂付近は険しそうな形

 長い下りの後は関金温泉から再び登り基調。風も向いとなり、あまり速度が出ません。バラバラだったいくつかの小グループが合流し20人ほどの集団となっ ていました。犬挟峠(いぬばさりとうげ)手前4kmの地点にエイドステーションがあり、水分や補給食を求めて群がります。エイドステーションから先はクネ クネとした山道。勾配はさほどではありませんが、暑さのために結構消耗してきました。


暑い暑い!
エイドステーションに群がる人たち
犬挟峠から岡 山県側に下る 蒜山高原を ゴール地点に向う

 約4kmの登りの後、犬挟峠のエイドステーションで休憩。ここは蒜山の登山口になっていて、道路脇には東屋が設置されており、休憩場所には最適でした。 それにしてもこの大会は比較的安価な参加費ながら、エイドステーションに何種類もの飲み物や補給食を用意してくれていたのには感心しました。消耗の激しい 真夏の大会にはありがたいものでした。
 ゴール地点に戻ってきたのは正午を30分ほど過ぎた頃。今回はのんびり走行で走行時間は3人とも3時間を超えていました。