しまなみ海道−島々を結ぶ海の道−

Cycling Cource Guide

代表的な橋で ある来島海峡大橋(亀老山から撮影)
実は1本ではなく3本の橋で構成されている

大三島と生口 島を結ぶ多々羅大橋
こちらもしまなみ海道を代表する橋で世界最長の斜張橋

瀬戸内の穏やかな風景を眺めながらのんびりと走ることができるしまなみ海道は人気が高く、四国のサイクリングコースとしては定番中の定 番といえる。 風光明媚な本コースは雑誌等の特集で採り上げられることも多い。

尾道から今治まで6つの島を10本の橋で結ぶしまなみ海道は片道約70km。 各島内の道は概ね平坦だが、島と島をつなぐ橋との取り合い部分はアップダウンになっている。 レーサーなら、1日で往復することもできるが、できれば先を焦らずゆっくり走りたい。 しまなみはファーストランで駆け抜けてしまってはもったいない。なお、橋を渡るには通行料が必要だが、金額は橋によって違う。 各橋の料金は瀬 戸内しまなみ海道振興協議会のサイトに乗っているので事前にチェックしておくといいだろう。
(尾道と向島を結ぶ尾道大橋は自転車の通行に向いていないので渡船を利用することを勧めます。)
 しまなみ海道はこのHPで採り上げるまでもなく、様々な関連サイトがある。特にサイクリングに役立つと思われるサイトを挙げておく。


■SHIMAP しまなみ海道観光マップ
  瀬戸内しまなみ海道振興協議会、詳しいサイクリングマップ、各橋の通行料金等。


■ 来島海峡大橋サイクリング大会
  来島海峡大橋サイクリング大会実行委員会
  例年10月に開催。体力に合わせたコース設定があり、ミニットマンからも参加しています。

 来島海峡大橋サイクリング大会はミニットマンからも毎年参加する恒例行事となっている。 現在は最長のコースでも大抵、大三島までの往復であるが、第4回大会までは尾道から今治まで走っていた。2003年に別の大会で自転車と歩行者が衝突し、 歩行者が死亡するという事故が起きて以来、コースが縮小されたのである。 2度と起きてほしくない事故であるが、昨年(2007年)の大会で再び不幸な事故が起きた。対向車線からクルマが突っ込んできて、女性の参加者1名が死亡 したのだ。 安全と思われがちなしまなみ海道だが、どこに危険が潜んでいるかわからい。のどかな風景の中、交通に対する緊張感もつい薄れがちだが、島内はドライバー・ 歩行者ともに高齢者が多く、走行の際には気を緩めすぎないよう注意しよう。