猪ノ鼻峠

Cycling Course Guide

三好大橋
三好大橋
猪ノ鼻峠
猪ノ鼻峠
長田うどん
釜あげうど ん「N田」

猪ノ鼻峠といえば定番の長距離コース。
 まずは徳島から国道192号線で西に向う。吉野川に沿って約70km、平坦を淡々と走る。池田の町に入る手前で三好大橋を渡る。ここからは国道32号線 を北上、上り坂となる。登り始めて約7kmで猪ノ鼻峠。徳島 と香川の県境はトンネルだ。標高は413m、平均勾配4.6%。県西部の峠は厳しいヒルクライムが多い中で比較的緩やかな登りである。

国道32号は明 治以降に開かれた道。開通当初はトンネルではなく、尾根を越えていく本来の峠であった。現在、この旧道は 四国の道として残っており、未舗装のMTB向けのコースだ。旧猪ノ鼻峠の標高は550m。周辺には尾根沿いにいくつかダートがあり、その気になれば 一日遊べそう。

猪ノ鼻峠を下れば財田。財田では90年代半ばにファットタイヤサーキットというMTBレースが開催されたことがあった。第一次マウン テンバイクブームのl頃で、町を上げての良い大会だったが、当時のことを知る人はもうベテランになってしまった。財田の道の駅を通過したら、県道197号 で満濃池方面へ。まんのう 町のうどん店「N田」で昼食としよう。

猪ノ鼻峠200kmといえば何といっても釜あげうどんの「N田」だ。満濃池の近く、県道197号と 190号の交差点にある。ここの釜あげは特にだしが美味かったが、最近は少し味が落ちた。観音寺に新しい店ができて味はそっちへ移ってしまったのだ。しか し、 今でも他店に負けないだけの味は保っている。香川でもS級の有名店だけに昼の時間帯はかなり混み合う。

う どんを食べた後は県道197号から国道438号を少し走って再び国道32号に乗る。そのまま高松まで走り、高松からは国道11号で鳴門を経由して徳島まで 戻る。距離は200kmとなる。猪ノ鼻峠以外は多少アップダウンはあるもののほぼ平坦のロングコース。精神的にも忍耐力が要求される。

猪ノ鼻峠
猪 鼻峠200km